ちょうど1年ほど前、千葉県柏市にある文化会館(柏市民文化会館)の勉強会に呼んでいただきました。そこで出会った館長はとても熱意のある方でした。私が会館に着くなり「まずは見てほしい」と言って施設にある段差やスロープのない導線 […]
誰もが芸術に親しむ
3月18日、国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)で障害者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査報告会が開かれました。 その時に参加されていたミューザ川崎シンフォニーホールの前田明子さんのレポートが雑誌「ショパン」に掲載さ […]
車イスでもスムーズに
「バリアフリー」という言葉で一般的に思われるイメージは「車イスの方が利用できるスロープや段差のない設備」だと思います。もちろん、その他の障害の方を忘れてはいけませんが、車イスの方への配慮は高齢者や幼児、妊婦などにも有用で […]
障害者の舞台芸術表現活動の実態
調査からわかった劇場側の実態 そもそもワークショップなどの参加型事業をおこなっている劇場・文化施設は3割程度とそれほど多くありませんでした。でも、おこなっているところには障害のある人たちが約4割も参加していました。具体的 […]
仮説「障害のある人とのかかわりを持っている人は、ない人に比べてバリアフリーへの意識が高く、具体的な取り組みにチャレンジしている」
昨夏よりかかわらせていただいてきた”障がい者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査”もいよいよ今週末(3/18)に開催されるビッグ・アイでの報告会をもって終了します。 私は劇場・文化施設の部分を中心 […]
障害者の好きな音楽は?
「知的発達障害のある人たちは、どんな曲が好きなんでしょうか」 この質問に潜んでいる問題はなんでしょう。 こんなことを聞く人はいないと思いますが、「左利きの人はどんな曲が好きなんですか」と聞かれれば、「人ぞれぞれ」と答える […]
「選べる」ということ
前回のブログで貸出し台本の目的について書きました。では、貸し出す台本は具体的にどのようなものがいいのでしょうか。 台本をそのまま貸し出しているというところもあれば、あらすじやキャストが紹介されている「手助け本」というよう […]
貸出し台本の目的
先日、ある会場で次のような質問をいただきました。 Q 聴覚障害のある方への(演劇)鑑賞サポートとして台本の貸し出しを予定していますが、聴覚障害以外の人から貸出し希望があった場合はどうしたらいいのでしょうか?断ってもいいの […]
全国アートマネージメント研修会2017に参加して
全国アートマネージメント研修会2017に講師として参加してきました。 思えば、昨年は小ホールで開催されたショーケース&プレゼンテーションにプレゼンテータ―として参加し、「バリアフリーイベント支援プログラム」を舞台上で提案 […]
障がい者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査報告書
パラリンピック研究会と国際障害者交流センターが共同で立ち上げた調査アンケートプロジェクトにかかわってまいりました。このほど、その報告書がまとまりましたので、ご報告いたします。 調査は、A/障がい者当事者(個人)、B/福祉 […]