バリアフリーイベント支援プログラム

字幕付きミュージカル公演

バリアフリーイベント支援プログラム

~鑑賞サポート実施を支援するプログラムです~

バリアフリー支援プログラムは、どんな劇場にも導入することができるオーダーメイドのプログラムです。すでに企画・制作中のイベントに副音声ガイドや文字情報、手話などの鑑賞サポートをつけるほか、企画の段階から障害のある方のサポートに配慮したイベントづくりをサポートし、誰もが参加することのできる劇場をつくります。

~本番までの流れ~5ステップ

STEP 1. 〜打ち合わせ/相談〜
打合せ
・現地調査
・どういうイベントがしたいのか
・どんなことができるのか
STEP 2. 〜プランニング〜
step2
・打合せから目的、ターゲット、予算に基づき、アイデアおよび実施計画書を作成
(視覚に障害がある、または見えにくい方に向けてなのか、聴覚に障害があるまたは聴こえにくい方に向けてなのか、それともどのような障害にも対応するのかなどをヒアリングします)
・具体的な目標を立てて、本番日までに必要な案件を想定し協議
・実施計画書には、当日までのスケジュールや予算、実施内容などを提案
・制作・運営までをプランニング
STEP 3. 〜制作〜
・制作・運営フローの計画設計
・鑑賞サポートや運営のフレームを設計、懸念事項の洗い出し
・広報提案(障害種別ごとの特性を理解した広報アドバイス)
・サポート方法の提案
・スタッフ研修(会場スタッフや関係者を対象にした研修で、障害種別や対応について学んでいただきます)
step3-1
・運営マニュアル、台本等の作成
・運営マニュアル、台本、タイムテーブル、進行表、サイン関係などを作成
(※副音声ガイドや字幕情報などの鑑賞サポート用の台本づくりは専門的な知識が必要です。経験豊富な弊社が鑑賞サポート用の台本を作成します。また、マニュアルづくりでは、障害種別に応じた動線や配席などを検証し、バリアフリーイベントとして実施できるよう提案をします)
step3-2
・専門スタッフ、機材、備品の手配
・鑑賞サポートに必要な専門スタッフの手配・調整
・鑑賞サポートに必要な機材の手配
・鑑賞サポートに必要な備品の準備
STEP 4. 〜運営(本番当日)〜
step4
・本番管理業務(本番中のトラブルの対処等、無事に進行するように運営アドバイザーとして現場に入り、ディレクションします。
STEP 5. 〜反省会及び検証〜
step5
・アンケート集計
・スタッフ、関係者の意見をもとに、実施内容を分析し次回の企画制作につなげます。
・スタッフがバリアフリーイベントのノウハウを吸収し、弊社なしで実施できるよう、ステップアップしていただきます。

バリアフリーイベント支援プログラムの概算例

実績の抜粋

バリアフリー狂言でござる
狂言鑑賞サポート

狂言鑑賞サポート

2015年春にビッグ・アイで野村萬斎さんをはじめ万作の会狂言による『バリアフリー狂言でござる』を開催しました。狂言での鑑賞サポートの試みは2回目となり、演者である万作の会のみなさんに演ずる側からのアドバイスをいろいろいただき、観客のみなさんにわかりやすい楽しい舞台となりました。

兵庫県立ピッコロ劇団演劇公演
副音声ガイドの実施

副音声ガイドの実施

2015年夏に上演された演劇公演(3回公演)のうち、1公演に副音声による状況放送などを実施しました。その結果、視覚に障害のある方が28組も来られて、初めての演劇公演を喜んでいただけました。各新聞紙などにも取り上げられました。

バリアフリーイベント研修セミナー

~障害のこと、サポートのポイントを学べるセミナーです~

バリアフリーイベントを開催するにあたって最低限のことは知っておきましょう。
『障害者差別解消法』についての解説や障害の種別・特性、サポートについて説明します。法の施行によって、障害のある方が劇場や公的施設に来館された際、どういうことに気を付ければよいのか、何をサポートすればいいのかなどを勉強します。

研修内容

バリアフリーイベント研修セミナー
バリアフリーイベント研修セミナー
1.障害者差別解消法って?
2016年4月施行の「障害者差別解消法」についての解説
2.障害の特性
視覚障害、聴覚障害、発達障害など、様々な障害の特性とその対応についての説明
講師料:50,000円~(交通費・消費税別途)

実績

抜粋
・国際障害者交流センター (ビッグ・アイ)
・島根県・公益財団法人しまね文化振興財団
・鳥取県総合芸術文化祭実行委員会
・兵庫県立尼崎青少年創造劇場
・公益社団法人全国公立文化施設協会(アートマネージメント研修会2016にてプレゼン)
・大阪府枚方市
・堺市情報プラザ 等、その他多数
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