9/6、第5回目となるパラトリエンナーレアクセシビリティ研修講座が開かれました。第1回は私の講座で、第2回から4回までは地域の福祉施設やバリアフリーに取り組んでいる劇場の見学ツアープログラムでした。
今回は再び私の講座です。今日は私の話を聴くのではなく、みんなで考える研修講座です。今まで「観て」「聴いて」「少し体験した」ことをもとに、どうすれば誰もが参加できる環境をつくることができるのかを考えます。
私がディレクターとしてつくるのでは意味がありません。自分たちで考えて、誰もが参加できる環境をつくる。このことは、結果として地域に人材を残すことにつながります。
参加者からは、視覚的な情報発信による新しいサポートや選べる工夫、コニュニケーションを活性化させる交流スペースづくり、ハードの問題をソフトで補う具体的な方法など、いろいろなアイデアが飛び出しました。
パラトリエンナーレの本番では『自分たちで考えたことを実践する』。そうすることで、また見えてくるものがあると思います。