流山市文化会館にバリアフリーイベント運営研修に行ってきました。
流山市文化会館は、まず館長がすごい。とても積極的で、常に先頭に立っているという印象でした。体験コーナーでも、はじめに前に出てこられるのは館長。だから、スタッフもどんどん積極的に参加するといった流れが自然と生まれていました。
今回の研修でうれしかったのは、舞台スタッフも参加してくれたことです。「舞台技術スタッフは別」という会館もある中で、流山は今回のバリアフリーイベントを本当にスタッフ全員が一枚岩になって取り組む、まさに理想の文化施設でした。
研修後半には実演プログラムも導入し、健常者にとっては全く不自由と感じない場所でも、障害のある人にとっては不自由と感じる環境があることを知ってもらいました。
11月12日、流山市文化会館では初の取り組みとなる音声ガイドと字幕による鑑賞サポート付きの演劇公演を開催します。ここ(流山市)は、町全体でこの事業に取り組んでいます。これが今後どのような影響を町に及ぼすのか楽しみです。また、この公演は、鑑賞サポート付きモデル公演としても位置付けられ、劇場関係者も見学することができます。
バリアフリー演劇鑑賞会 ~誰もが楽しめる演劇を!~
「高校演劇+バリアフリー」
日時/2016年11月12日(土)14:00~ (13:30 開場)
場所/流山文化会館ホール
主催/社会福祉法人流山市社会福祉協議会、流山市教育委員会
共催/アクティオ株式会社
後援/流山市、流山身体障害者福祉会、流山市デフ協会
協力/株式会社リアライズ