アドバイザーブログ

JBSフォーラム2015夏

JBSフォーラム2015夏に参加してきました。このフォーラムに参加した目的は2つあります。一つ目は同行援護についての講演会(講師:森一成さん/特定非営利活動法人神戸アイランド協会理事長)を聞くため。二つ目は8月9日(日)にピッコロシアターで開催される音声ガイド付き公演の宣伝です。
フォーラムには視覚障害のある方が40名以上集まっていました。当初はチラシ配布の予定だけだったのですがJBS川越さんの心遣いで参加者全員分の点字チラシを用意いただき配布してくれました。さらにステージ上で公演案内の時間までいただきました。川越さん、本当にありがとうございました。

さて、同行援護についての講演ですが、こちらは大変勉強になりました。森さんのお話から制度や意識の中に様々な問題が潜んでいることを学びました。「必ずしもガイドヘルパーが上手だとは限らない!」だから視覚障害者も歩行訓練を受けた方がいい。このことは災害時や非常時にも役立つ。災害時にガイドヘルパーと一緒にいるとは限らないし、災害を予測してガイドヘルパーを予約することもできない。だから自分自身で少しでも歩けるように訓練することは絶対に損なことではない。

ガイドヘルパーは視覚障害者にとって必要なサポートです。今後は施設や劇場のスタッフもガイドヘルパー養成研修をスタッフ研修プログラムに導入していくことを検討する必要があると感じました。

最後の、森さんは「歩行訓練の中には手引きがあり、はじめにこの手引きを覚える。手引きにはじまり手引きに終わると言ってもいいくらい手引きは大切。何より手引きには人と人のふれあい、コミュニケーションがある」という言葉で締めくくられました。

講演会の後は、参加者による暑気払い歌合戦が開催されました。みなさん、大盛り上がりでした。

JBSフォーラム2015夏
JBSフォーラム2015夏
2015年7月25日(土)12:45~18:00
福島区民センター ホール
主催/社会福祉法人視覚障害者文化振興協会(JBS日本福祉放送)
共催/特定非営利活動法人日本福祉放送
後援/一般財団法人大阪府視覚障害者福祉協会、一般社団法人大阪市視覚障害者福祉協会、特定非営利活動法人堺市視覚障害者福祉協会
協力/株式会社USEN、ジョブトレOSAKA

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