公立文化施設協会の支援プログラム(実施場所:プリズムホール)にコーディネイタ―として派遣され、研修とレクチャーをしました。その成果の一つとして、3月10日にファミリーコンサート「オーケストラで楽しむジブリ音楽」が開かれました。この事業は、だれもが参加できる事業として位置付けられ、積極的に障害のある人たちも参加してもらえるよう取り組んだものでした。
当日は、多くの障害のある人たちに足を運んでいただくことができました。車いすはプリズムホール過去最多となる9台という数になり、そのほかにも白杖をついた視覚障害の方や知的・発達障害のある人の姿を見ることができました。うれしいことにチケットは完売!ということでした。
その日は天気もよかったせいもあり、コンサートがはじまる前に会館の正面玄関前で車いすを利用している肢体不自由の方たちが記念写真を撮っていました。「コンサートに来ることが記念になる」とても嬉しい光景を見ることができました。
いろんな地域で支援プログラムに取り組んできましたが、なかなか自分の地元である大阪で実践することができませんでした。でも、プリズムホールのおかげで大阪(八尾市)でも本格的に取り組んでくれるところが生まれました。