前回のブログ「自分たちで見つける力」の続きです。
研修会の最後に、少しだけ聴覚障害のある人のサポートについての時間を取りました。ラッキーなことに、参加者の中に普段TA-NETで活動している萩原さんがいたので無理を言って手伝ってもらいました。
はじめは筆談です。さて、筆談で聴覚障害のある人とコミュニケーションが取れるのか。ということで、萩原さんに協力してもらって筆談体験を実施しました。でも、やっぱりちょっと手話ができると便利。しかし、本番までにしっかりと手話を学ぶような時間はありません。ということで、本番までに3つだけ手話を習って覚えます。その3つはみんなの知りたい手話にします。それを、萩原さんに教えてもらうことにしました。
本番で役立つ、みんなが知りたい手話、、、
とても楽しみに手が上がるのを待ちました。
一人目の手が上がりました。
一つ目は、「どうしたんですか?」
積極性が感じられました。困っている人を見て何か手助けしようという思いが伝わってきます。
二人目の手が上がりました。
二つ目は、「私は手話ができません」
積極的に近づいて行って、自分は手話ができないことを伝える。
みんな大笑い。
三人目の手が上がりました。
3つ目は、「ようこそ!」
手話はできないけど、来ていただけたことへの感謝の気持ちを伝えたい!
続けると、
「どうしたんですか?私は手話ができません。ようこそ!」
楽しい手話学習時間でした。最後に萩原さんから「聴覚障害のある人の聞こえ方」についてお話をいただきました。本当に貴重なお話でした。
聴覚障害のある人はコミュニケーションに障害があります。でも、僕たちが手話を覚えたり筆談で対応することでコミュニケーションは取れます。当たり前のことだけど、この当たり前をみんなに体験してほしかった。
研修会終了後、萩原さんに手話を教えてもらう参加者の姿を見ることができました。萩原さん、ありがとうございました。
本番まであと1ヶ月。
多くの人にお越しいただきたいです。