アドバイザーブログ

イベント難民

仕事仲間のご紹介で、某市の職員と話をする機会をいただきました。新しい劇場がオープンする予定になっているので、こけら落とし事業にバリアフリーイベントを提案させていただきました。

多くの市民が新しい劇場に注目しています。それはハード面だけでなく、ソフト面でも同様の期待を寄せているはずです。こけら落としでバリアフリーイベントを開催することで、市民の誰もが参加・参画できる新しい劇場に生まれ変わったことを市民にアピールできます。私は知らず知らずのうちに熱弁していました。

職員の方から返ってきた答えは以下の通りでした。
・役所としても人権研修を実施している
・そもそも新しい劇場の事業は指定管理者が実施する

確かに、実際にやるのは指定管理者であると思います。しかし、だからといって市は知らないではすまされないのではないでしょうか。少し前に、同じような提案を某ホールの指定管理者にしたことがあります。その時は、「それは行政がやることだ」と言われました。この日は「担当者に今回の情報を伝えておきます」ということで終わりました。

先日、難民の子どもが海岸近くで死んでいる写真が世界で話題となりました。多くの国が難民問題を考えるきっかけになった1枚でした。2016年4月より施行される障害者差別解消法もみんなが考えて行くきっかけになることを望みます。自分には直接関係ない。誰かがやる。では、いったい誰がやるのか?障害者が文化芸術の世界で受け入れ先のない難民にならないことを祈ります。

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