3月18日、国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)で障害者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査報告会が開かれました。
その時に参加されていたミューザ川崎シンフォニーホールの前田明子さんのレポートが雑誌「ショパン」に掲載されていました。
レポートは「障害の有無に関係なく、誰もが音楽に親しむことのできるホールとう理想を目指し、できることから一つずつ取り組んでいきたい」というメッセージで締めくくられていました。
それぞれのホールには「できない理由」がたくさんあると思います。実際に取り組んでいるところでも、知識や経験不足が原因でうまくいかなかったという話を聞きます。でも、いま必要なことは前田さんのレポートにある「一つずつ取り組んでいく」ということだと思います。
障害のある人たちにとにかくホールに来てもらう。
うまくいかなかったことも含めて経験を積んでいく。
できることから一つずつ。
月刊ショパン
障害者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査報告会
■前田明子